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代表挨拶

高野春信「我が家」

私の「我が家」は、昭和30年代に祖父が建てた2階建ての和風住宅です。1階には縁側があり、夏休みの絵の宿題をやったり、ぞうきん掛けを毎朝学校へ行く前にやっていました。

便所や台所、お風呂へ行くときは、土間に降りて履き物に履き替えて行っていました。今から考えると、とても使いにくい間取りでしたが、生まれたときからなので、気になりませんでした。

こう考えてみると、幼少期から思春期までの家のイメージが、大人になるまで残っているように感じます。環境が人をつくると言いますが、私にとって家を建てることのひとつに、「子どもの心の中にあたたかい我が家の記憶を残す」こともあるのではと考えています。

 

「思い出してうれしくなる場所」

私はお正月に母方の祖母の家へ行くのが好きでした。そこは四国の瀬戸内海にある伯方島というところです。玄関へ足を踏み入れると、おばあちゃんの家の匂いがして、一気に心が安らぎます。私は母の実家で生まれたので、最初に吸った空気を覚えているのでしょうか。

子どもの頃は、みかん畑があったので、みかんを摘み取り蔵へ運んだり、海が近いので魚釣りに行ったりして楽しみました。お墓参りの帰りに好きなおもちゃを買ってもらったり、お味噌汁が麦味噌で甘くおいしかった記憶があります。

祖母が亡くなってからは、行かなくなりましたが、私の心の中に楽しい思い出としていつまでも生き続けています。

 

「家を建てるということ」

家を建てるということは、家族と過ごす「より良い思い出」を買うことだと思います。
試合に負けて泣いた日や、受験で合格した日、お誕生日会やひな祭りの思い出。そこには家族と共に「我が家」があります。

「畳の上で死にたい」と多くの人が言うように、「一番くつろげる場所」「一番あたたかい場所」この家で繰り広げられた家族との思い出を胸に、一生を終える。そんな大きな器となってくれるのが「我が家」ではないでしょうか。

私たちは一宮市を拠点として、住まいを通してお客様とつながってまいりました。これからも生活の基盤である住まいをご一緒につくりあげていきたいと考えております。

 

代表取締役 高野 春信

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